ここは、くさのじゃんぐるのねもとにある、ありのすのなかです。

すあなからどんどん、どんどんふかくはいっていくと、
すこしずつ、ありのかずがふえてきました。

もっとふかくはいっていくと、とってもおおきなひろばがありました。

そこでは、たくさんのありたちがいそがしそうにはたらいています。

そう、こんやはおまつりなんです。

きっと、ごちそうがいっぱいですよ。

なんのって？たくさんえさがみつかったから、
そのいわいのおまつりなんです。

ありたちのかおをみてごらんなさい。

えさがいっぱいあるから、うれしくてたまらないってかおをしていますよ。

なんでそんなにいっぱいあるんだって？

それはね、
ありたちのなかまのえいみーが、いちごとさとうをたくさんみつけてきたので、
えさがたべきれないくらいあるからなんですよ。

もちろん、そうこにもどんどんいれてたくわえています。

あかちゃんありたちはおなかいっぱいたべて、きもちよさそうにねむっています。

おかあさんのじょおうありも、そんなあかちゃんたちをみて、
とてもうれしそうです。

ありたちもたのしそうにはたらきながら、
ようきにわらいあっています。

さあ、えさをはこんでくるありのかずも、
だんだんすくなくなってきました。

すのそとでは、ゆうやけがそらいちめんにひろがってきました。

もうすぐひがくれます。

きょうさいごのぎょうれつがとおくにみえています。

ことしはなんてうんがよいのかしら。

えいみーはこころのなかでいのります。

どうぞ、ことしのふゆはみんなでふゆをこせますように。

ことしは、さむいふゆのあいだに、あかちゃんたちがなんびきも、
ねむったままめをあけなくなりませんように。

はるになったら、みんなげんきでめをさましますように。

さあ、そろそろぱーてぃーがはじまるじかんです。

ひろばには、できあがったごちそうが、
いっぱいにならべられていることでしょう。

はやくすのなかのひろばにいってみましょう。