子供は皆、ナゼ？ナゼ？ナンデ？が大好きです。学校に行くようになって、ベンキョウシロと、くどくどと言うはめになるくらいなら、親自ら好奇心の芽を摘み取ることがないように育てたいものです。そして、誰にも摘み取らせないようにしたいものです。

本来、知らないことがわかる、知らないことを知る、それは、ワクワクとして、嬉しくて、楽しいものです。幼い子供は、まるで、ことばを全部吸い取るように、好奇心いっぱいで聞いていませんか。今、ウルサイとしかるのと、将来、ベンキョウシロと叱るのと、どちらかしかないなら、親も一緒に、ナゼ？ナゼ？ナンデ？を楽しんでみてはどうでしょう。

いつの時代も、子育ての悩みの種は尽きません。生活域での子供優先は、生活域の外では無効と考えるべきです。自分で自分の身を守れるようにするために、保護と過保護の境界をどこに置くか、難しいところです。