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ゆたかどうわかんうめのゆたか作 |
漢字混じりの童話|ひとりでよめるひらがなのどうわ |
|おかあさんのうみ|すずんでいたからすへび|がけのうえのはなばたけ|はりやまのはな|くろいとうのうえ|まほうのよる| |
ここはまーちゃんのいえのにわです。
かだんやちいさなはたけには、 はなややさいがいっぱいに、げんきよくそだっています。 てらすには、ちいさなくろいてーぶると、
4っつのいすもあります。 いま、まーちゃんがにわであそんでいますよ。
「おかあさん、ありがいるよ。あっ、あっちにも。ちいさいのによくうごくなぁ。」
ありは、とおせんぼをすると、とおれないので、いったりきたりしています。
かわいそうになって、とおしてあげました。
つぎには、ほそながいはっぱにのせました。
ちいさいから、はしからはしまでいくのに、ずいぶんじかんがかかりました。
そのつぎには、てのひらにのせました。
すると、うでのうえのほうへどんどんのぼってきます。
じっとみていましたが、くすぐったくなって、とってしまいました。
つぎはなにをしようかな。
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にわをみわたすと、はたけのいちごが、いくつもあかくなっています。
とてもおいしそうです。
「おかあさん、あのいちごをありにあげてもいい?さとうもかけていい?」
おかあさんは、ちょっとかんがえました。
いえのそばにすができたらたいへんです。
だけど、てらすのてーぶるはみずであらえます。
「そうね、かみのおさらにいれて、
てらすのてーぶるにおいてごらん。 ありはちゃんとさがしてやってくるから。」 |
|おかあさんのうみ|すずんでいたからすへび|がけのうえのはなばたけ|はりやまのはな|くろいとうのうえ|まほうのよる| |
漢字混じりの童話|ひとりでよめるひらがなのどうわ |