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ゆたかどうわかんうめのゆたか作 |
漢字混じりの童話|ひとりでよめるひらがなのどうわ |
|おかあさんのうみ|すずんでいたからすへび|がけのうえのはなばたけ|はりやまのはな|くろいとうのうえ|まほうのよる| |
まーちゃんは、
なんだか
とても
わくわくして、
ちょっと
ぼうけんを
したく
なりました。
がけの
したは
どう
なっているの
かしら。
「おじいちゃん。
がけの
したは
どう
なっているの?
みても
いい?」
|
「そうだなぁ。
おじいちゃんが、
ここに
あるきを
しっかりつかんで
いるから、
その
あいだに、
てを
つないだまま、
ここに
うつぶせに
なって
みて
ごらん。
それなら
おちないよ。
それでも、
もしおちると
いけないから、
かおだけ
だして
したを
みるんだよ。
ふくが
よごれても、
あらえば
いいからな。
あぶないから
すこしだけだよ。」
|
「うん。
わかったよ。」
おじいちゃんに、
おちない
ように
しっかりてを
にぎって
もらって、
そうっと、
したを
のぞきます。
ずうっと
したには、
くろいいわが
たくさんあります。
その
たくさんの
いわに
ぶつかる
たくさんの
なみが
みえます。
なみは
ぶつかって
しろく
なりました。
しろいなみが
あっちにも
こっちにも
みえます。
きえたと
おもったら、
また
できます。
|
「すごいなぁ。
ぼくたち、
とっても
たかくまで
のぼって
きたんだね。
おじいちゃん。」
「そう
だよ。
ここは、
したが
いわだらけだから、
おちたら
しんでしまうぞ。
ひとりで
くるんじゃないぞ。
まーちゃん。」
まーちゃんは
とても
こわく
なって、
おじいちゃんと
やくそく
しました。
「うん。こわいから、
ひとりじゃ
ぜったいに
こないよ。」
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