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ゆたかどうわかんうめのゆたか作 |
漢字混じりの童話|ひとりでよめるひらがなのどうわ |
|おかあさんのうみ|すずんでいたからすへび|がけのうえのはなばたけ|はりやまのはな|くろいとうのうえ|まほうのよる| |
おじいちゃんは、
まーちゃんが
あんまり
たのしそうなので、
がけに
ちかづかないかと
しんぱいに
なりました。
がけは
とっても
たかいので、
おちると
しんで
しまいます。
そっと、
まーちゃんと
てを
つないでから
いいました。
|
「この
うみの
むこう
には、
よその
くにが
ある
んだよ。
たくさんね。」
「よその
くに?
がいこくの
こと?
この
うみの
むこう?
おおきく
なったら
いけるかな?」
「ああ、
きっと
いけるよ。
がいこくに
いきたいのかい。」
「うん。
いってみたいな。
がいこくの
ひとが
たくさん
いるんでしょう?」
「ああ、
そうだね。
じゃぁ、
がいこくごを
はなせる
ように
ならないとな。」
|
「がいこくご?
できなきゃ
だめかなぁ・・・。」
「はなせなくても
わるくはないが、
はなせないと、
こまる
ことが
おおい
だろうなぁ。」
「そうか、
がいこくの
ひとが
たくさんいても、
はなしが
できなかったら、
とっても
こまるね。」
う〜ん、
がんばらないと
だめなんだ、
がいこくに
いくのは
たいへんだなあ、
と、
おもった
まーちゃんです。
|
「おにいちゃんたち
みたいに
がっこうに
いくの?
ほんとうに、
みんなと
はなすみたいに、
がいこくの
ひとと
たくさんはなせる
ように
なったら
いいな。」
|
「そうか。
まーちゃんは
まだちいさいから、
がっこうには
いけないからなぁ。
だがな、
がっこうに
いかなくても、
おしえて
くれるところは
あるぞ。
なんでも、
おもしろそうだと
おもった
ときに
してみるのが、
いちばんうまく
おぼえられる
もんだ。
あしたに
なっても、
まだ
おもしろそうだ
と
おもったら、
おとうさんと
おかあさんに
いってみて
ごらん。」
|
おじいちゃんは
そういうと、
にっこりして
まーちゃんを
みました。
「うん、
あした?
そうする!」
と、 まーちゃんは げんきに こたえました。 |
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