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鏡よ鏡

物事の善悪の判断が身につくのは、決して、いつの間にかなんかじゃない。《褒め育て》が良いとよく言われる。が、善悪も分からない段階からの子育てでは、言い聞かせも説教もせずに善悪を教えることなど絶対にできない。それどころか、脅かして言うことを聞かせる子育てが、まだ多くなされている。
@言い聞かせてダメなら説教し、
A説教してダメなら叱り、
B叱ってダメなら問答無用でどなるか、
C怒鳴りながら手も出す、
良くてもこうなるのが普通というもの。

人は怒鳴ることで怒りを表現することが多い。よくある構図に、目上が目下を、多勢の前で、大声で怒鳴りつける、というのがある。極身近な例が親と子であり、善悪の判断基準はともかく、子供が物心つく前からの一番重要な躾であり、親はそれを避けては通れない。学校では教師と生徒、職場では上司と部下、のように、熟練した者が未熟な者を責めるために怒鳴ることは多い。
生活に追われていると、@やAに時間をかけるゆとりがない。俄然、BやCが多くなる。@やAを最初から無視する親も多い。子供は説明しても分からない、と思い込んでもいる。が、子供が解るように説明すれば、@やAですんでしまうことは多い。にもかかわらず、日々の生活に追われるあまり、手っ取り早くBやCですませる。

ただ怒鳴られ、手をあげられ、「もうするんじゃないぞ!」と厳命されても、自分がどんな悪いことをしたのかが解らないから同じことをくり返す。それを親は「何度言ったら解るんだ!」と、またもやBやCを繰り返す。子供は、仕方なく、怒鳴られる直前にしたことが悪いのだと思うしかない。そこから、子は善悪の判断基準を覚えていく。そして親は自分の不手際を棚に上げ、子供というのは悪いことをした時はすぐに叱らないと効果がない、と思い込む。
かくて、《怒鳴られる=何かを責められている》という観念は、無意識の中にしっかり根付く。《他人を罵倒すれば他人を思うままに動かすことができる》ということも親を手本にして覚える。学校に行くようになると、声が大きく人目も多い方が効果が高いことを経験させられる。仕事に就くと、地位や権力が絶大な効果を持つことを知る。
しかし、《絶対服従を強いる親や教師の怒鳴り声》が無意識下でトラウマになってしまい、大人になっても全ての行動の足枷になってしまうことは多い。自分を好きになれないと何事にも自信を持てない。他人から傷つけられることは多い。謙遜も反省も結構。偉くても謙遜も反省もできない人間はろくなものではない。がしかし、間違いなく自分を好いてはいる。

生物は、種を守るために、無条件に可愛いがってもらえるような状態で生まれる、というが、昔、ある女の子に出会って、その表情にゾッとした。その子は、日に何度も、親に《ブスで可愛くない》と言われていた。親が可愛く育つ芽を全て摘み取るのだから暗いのは当然だった。子供は、可愛い可愛いを惜しまず言って育てると、不思議なくらい可愛くなる。無力な子供にとって、親の言葉は絶対神の言葉に等しい。小学校の教師も、生徒に対し似たような力を及ぼす。
言葉を話す人間は、言霊とでも言うべきだろうか、年齢に関係なく、良くも悪くも声に左右されてしまう。だからと言って、それに一生を台無しにされることはない。少しずつ、少しずつ、癒していきたい。目から鱗が落ちるまで。
  • 自宅で、身支度完了!というときなどに、鏡に向かって声をかけ、自己暗示をかける。
    • 鏡に向かって・・・身支度を整えた後の方が気分が良い
    • 自分が誰かに一番言ってほしい言葉を、・・・「私は頑張ってる」「可愛い」「綺麗」「魅力的」など
    • そっと、小さく声に出しながら・・・人に聞かれると赤面もの(^0^)で、イジメの素になるかも…(ーー)
    • 口角(唇の両端)を上げてニッコリする。・・・感じの良い笑顔は、社会生活を始め、殆どの職業で大いに役立つ。

  • なぜなら、
    • 人をおとしいれない限り、陥れても償うかぎり、誰にでも生を謳歌する権利がある。
    • 人は、笑わないと、生気を失い病んでいく。・・・照れ笑いに、声を出して笑うのだって体には良い
    • 悪意を持たない人間なら、誰だって仏頂面よりは笑顔を見せられる方を喜ぶに決まっている。

  • 思い上がりは手がつけられないが、思い込みによるコンプレックスは和らげることができる。
[ 2006.7.24 ]
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★一言★

センスが必要なことは多い。着物を着慣れないと歩きにくいと感じるように、スーツも着慣れないと颯爽と着こなせない。同様に、色彩のセンスも普段から色に親しんでいないと思うように発揮できない。色彩感覚を磨いておけば身だしなみに自信が出る。その自信は、コンプレックスで鈍くなりがちな動きをスムーズにしてくれる。
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