|
|
 
|
|
生活にも体にもリズムがあります。一秒の狂いも許されないような生活は避けようとすれば避けられますが、現代人は、母親の胎内にいるときから、強烈なストレスのシャワーを浴びています。人間ほど複雑な思想や行動に囚われている生物はいないでしょう。
体の中の色々なリズムが色々に交叉して、死ぬまで協調したり補助しあっています。その脅威を一番実感するのは病気のときでしょう。このところ、朝型人間、夜型人間、とよく耳にしますが、人は、ストレスが高じると睡眠時間が滅茶苦茶になって、自分の本来のリズムがどちらなのかさえ判らなくなります。
登校拒否や引き篭もりなどでは、ストレスのために、眠るはずの時間帯に眠れなくなり、夜起きているはめになります。ストレスの被害者に努力を強いるより、元を断てれば速いのですが、・・・。一時的なストレスでさえ、夜型になってしまったりします。朝方に戻すにも非常に個人差があり、どうしても朝方にできない人もいるようです。
いつの時代も、《異質》を許さない社会は、そういう人に間違いなく脱落者の烙印を押します。そして、《怠け者》として嘲ることで優越感を得、叱咤激励しているという正義感すら感じるのです。差別だ何だと言う前に、異物を排斥したい、認めたくない。その気持ちが烙印を押してしまいます。人は何に関してもあきれるほど共通の価値観で動きます。
その是非は別の項に譲るとして、烙印を押された人はどうなるでしょう。夜型の仕事の需要が増え続け、夜がないと言われる現代、夜型人間を認めるのに何の不都合があるでしょうか。矯正しなければ、社会人として認めず、社会から締め出す必要がどこにあるでしょうか。ダメ人間と言われた上に仕事まで失うというのは、笑えない状況です。
|
|
異文化には飛びつくのに、異文化がテリトリーで息づくのは認めたくない、許せない。言語や風習の違いの壁と似たようなものでしょう。しかし、ことばや風習と違い、体のリズムがそう定まっているのなら、変われ変われ努力しろ、努力が足りないからだ、などと弄られても、死ぬまで変えようがないかもしれないのです。
左利き然り、ゲイ然り、制服の乱れ然り、それがあるためにどんな影響が出てくるのか、ではなく、身近に異質なものが存在するのが気に入らない、とにかく許せない。存在したいなら矯正しろ、というわけです。努力でリズムをずらせても、本来の体のリズムに戻ろうとしてリズムが乱れることにもなります。左利きを矯正できなかった人たちが、一昔前はどう言われたでしょうか。不完全な人間の身勝手な要求にこだわるべきではありません。
《病は気から》と言うので、生体リズムに関しては色々な情報が本やネットに溢れています。しかし、その盛り上がりに反して、カウンセリングは一般に軽んじられています。しかし、理解のないカウンセリングなど以ての外です。どれほど高名であっても、高潔であっても、経験もなしに100％の理解はありえないものです。癒す傷の深さを解らないで癒せるわけがありません。
未来を脅かされるほど虐められた経験は、経歴に滞りの後を残さずにはおかないものです。経歴が濁りなく立派であればあるほど、机上の空論ではないが見当違いの論理になりかねません。肩書や施設でカウンセラーを選ぶと、より深い奈落に落とされかねないのです。カウンセリングを受けようと決心するまでに長い道のりがあったはずです。ここ一番というところで判断を誤るのは、惜しい、などという生易しいものではありません。
そこで、人を見る目が必要になります。それがないから憂き目を見たのだけれど、それでも、残りの人生をかけて選ぶと言う覚悟があれば、見る目は自然に厳しくなります。人たるもの皆完璧ではありえないのですからベストを尽くす以外にありません。その目で相手を見て、残る人生を託してみる気になったなら、それがその時点で最良の選択なのです。託す気にならなければ、次の機会を待つべきでしょう。
|
|
暴力や事故などで、いつまでも治らない方へ、管理人の度重なる体験から大いにお勧めします。身体が楽になれば心もそれだけ楽になり、徐々に内蔵機能まで良くなるものです。足繁く通院する必要がありませんので、近くに施療オフィスがない方でも負担は少なくてすみます。他の治療のあれこれを全くしないので、その効果も一目瞭然。協会加入のオフィスならカルテを送ってもらえるので『引越ししたら初診から』もありません。サイトをじっくり読んでお決めください。 （こちらのサイトは特に宣伝をされていません。個人的に何度もプチ寝たきり状態から助けられたのでリンクしています。一昔前、整体や全身のカイロプラクティックすらまだ認められないころ、同じ治療を受けて信じられないくらい元気になり、それまでの無理がもう無理ではない、それが嬉しくてたまりませんでした。それを希望に探したものの、これほど酷い状態にも効果があるのだろうかと藁をもつかむ思いでした。流派のようなものがあるようで、３度目の転院で、持ちがいい、説明もいいので、ここに腰を据えました。）
|
