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![]() 年を取ると、記憶力が極端に落ちる。理解力とスピードはスローモーションのように緩慢になる。そうこうするうちに、記憶はタイムアウトになり、記憶の棚の奥深くに追いやられる。≪読めば解る≫能力などは、退職や病気などで頭を使わない期間が長くなるほど衰えるが、実感すると、これが実に恐ろしい。(^^;)
一般に、暗記ではなく理解すると記憶力は格段にアップする。そして、忘れ難い記憶に分類される。語呂合わせなどは語呂でイメージが強まるほど覚えやすく忘れにくい。人は本来好奇心の塊。学ぶのが苦しいのは、育つ過程で、そう思い込まされたか、好奇心を潰されたからにすぎない。
教育が万能だと思うのは間違いとは言い切れないが、教育の方法が万能だと思うのは間違っている。人である限り、完璧なはずがない。過ちを改むるに憚る事勿れ。人が、過ちを認めたくなくて、つい、無視しがちな諺は、それを証明してくれる。
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[ 2006.4.23 ]
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互いに高め合えるなら、相手が努力して得た知識を得たいなら、互いに高め合うために、相手が努力して得た知識を得る代償に、自分が努力して得た知識を社会に出し惜しんではいけない。誰もがそうした知識を出し惜しみするなら、どれほど優れた社会であろうとも、その時から衰退の途をたどり、進歩も発展もしなくなる。
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人に何かを聞かれたときに、それを身につけるまでの努力が大変なほど、知識を教えることを勿体ないと思う人と、そうでない人とがいる。出し惜しみする人は、当人がそれを得るために努力を要したために出し惜しむ。しかし、その知識が世に出し惜しむべきほどのものでなければ、知る価値はあっても、出し惜しんでしまい込むほどの価値はない。
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