冷たい風に 立ち向かっていた私 北風を物ともせずに 進んでいた私 突風にあおられても 倒れなかった私
風よなぜ打つ 大きく強いものは 万とあるのに
楽しいのか 恐れているのか
虚空に風ありと誇る風よ 己の狂気を 鏡岩に映すがいい