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一言コラム
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「日本を世界に対し善をなす・頼れる力とする」のはいい。いいが、自国の庶民に死を選ばせるほど疲弊させながらでは、先の大戦での軍政とどう違うのか。国内の疲弊は国力の維持に影響しなかったとでもいうのか。庶民が生きるに事欠くほど税を課してやることでは決してないはずだ。“そうできる財力のある者たち”が庶民から搾取することなく自腹を切るならともかく、だ。

東北の震災での自衛隊の活動にしても、体力気力の極限を超えても救助に向う隊員を、故意に冷や飯に風呂なしで作業に当たらせたらしいが、それは日本人独特の美徳に名を借りた虐待ではないか。隊員たちがそれを美徳と誇り続けるには、あまりにも長すぎる、辛すぎる日々だったはずだ。戦場や訓練ではあるまいし、救助活動という必要以上の何を求める権利が誰にあるのか。自衛隊員は並の人間以上であるべきではあろうが、誰もがやりたくてもできないことを、来る日も来る日も、代わりにやってくれる人々の心身の健康を確保するために、暖かい食事に、清めの湯、休める寝床は、不可能でないかぎり、あるべきだ。
外国人からすれば異様にしか思えまい。そんなものを「美徳」と称し、「自分以外の人」に「人として当然」として課すのは日本では普通だ。しかし、自分に酔ってすらナルシストと揶揄されるものを、“他人にさせて酔う”のは異常ではないのか。こればかりは戦前からあった習慣のようだが、宗教が長い年月の末にらしからぬタブーに縛られていたりするように、世界も認める武士道精神のらしからぬ歪みではないか。国民全員が修行中の武士でもあるまいに、元が武士道だというので意義を糺すことすらタブー視してきたのではないか。

積極的平和は国民への増税と世界へのばら撒きで可能なのか。軍備は何とかできても、満ち足りた富裕層が人材の宝庫であった例(ためし)はなく、人材はジリ貧になるだろう。精神的にならともかく、経済的には、世界の数多(あまた)の国々を、たった一国でどうにかしようというのはユートピア論に等しい。日向(ひなた)に日陰(ひかげ)があるように、富裕層あるかぎり貧困層はなくならない。わが国は、紛争だらけの穴の開いた水槽のような世界に、国民の資産を湯水のように注いだ21世紀の代表的奴隷国家として歴史に残りかねまい。
[2013.09.30] [2013.10.01修正]


殆どの官僚が「ただの人」なら下克上が必要だと思う…と他ページで愚痴ったのは17日のこと。しかし、このところのツィッターなどでの一連の愚行と同レベルの行為を高級官僚がやっていた?一般人でも将来を棒に振りかねない低レベルで???「ただの人」以下でも高級官僚になれる国だとまで思いたくなかった…外国なら、即、大規模デモ、暴動やクーデターになりそうだ。
こういう“公務員”が、行政組織の上から下まで蔓延(はびこ)っているから、良い子が「いい子ぶりっ子」と排され、良くもない子が「良い子」に、ちょっと悪いくらいが「普通」になり、必然的にイジメのタガが外れ、蔓延したわけだ。家庭では子が親の鏡であるように、集合体ではリーダーがお手本なのだが…国家の高級官僚がこれでは…なるべくしてなったとしか言えまい。しかし、「日本人」の最高の手本たるべき公僕のレベルを“一般人でも将来を棒に振りかねないほど”低く抑えたのは誰あろうGHQであり、その母国米国に他ならない。世界に「日本人の民度は底辺ほど高い」と言われはしたが、今も低下の一途に思える。

もしかして、敗戦後、GHQが選定した官僚の存在価値は…そのレベル以下まで日本民族を堕落させるための“具体的な目安”…という点にあったのではないか?…などと嫌味の一つも言いたくなる。イジメ拡散も日本人弱体化計画の一つかもしれない。タガの外れたイジメの類が、古今東西、世界中で蔓延してきたのは確かでも…まさか、日本を“国際化”するためだったとは言えまい。
歴史の節目を超える長い時をかけたとしても、遠大、壮大という言葉がこれほど似つかわしくない例があろうか。仮にも他国の一般人を原爆投下実験に使えるほどの「悪」とし、絨毯攻撃までした戦勝国として後世に胸を張るには、白人以外を人間と思っていなかったにしても、当時でも文句なしの愚行だろう。そのうち、我々底辺層の深層心理には、GHQの悪意に触れる度に米国を疑え、と刻み込まれるのではないか?
[2013.09.27]


いつも訪れていたサイトのニュースが…前にも増して偏っている?不特定多数が見るポータルサイトでこれはあるまい…というほど記事の質が変化している。どことは書かないけれど…芸能ゴシップでもあるまいに…国民が真面目に取り組むべき社会問題が露骨に減ってないか…ゴシップ専門にでもなったのか?あまりに低レベルな記事ばかりで気分が悪くなる…ネットの声を眺めようと開いても、すぐに「普通」のニュースが見たくなって他サイトに行くことになる。
庶民はそんな記事しか読まないとでも?それとも、そんな記事だけ読んでいればいいんだとでも?まさかの某国寄りのプロパガンダか?あるいは、思考能力を衰えさせて、GHQの日本人弱体化計画の総仕上げを手伝いたいのか?…少々異様さを感じる。日本社会が救いようのないレベルだとは思いたくない。が、ツィッターの愚行も止まらないし…本当に日本人なのかと思いはするが…報道しない自由も通名も罷り通り、自虐は金科玉条のごとく讃えられ、近隣国人は反日無罪も同然の扱いでは…疑うなというほうがおかしいのだから。
日本の富裕層は奴隷監督官のごとく格差を当然とし、国家の自立に必要な庶民の学ぶ権利や独立自尊の精神が悉(ことごと)く奪われる日も近い。教育も独立自尊の精神もないなら、他者に傅(かしず)いて生きるしかない。国家にとっても、国政が少数の精鋭の活躍の場とはいえ、教育の機会が平等ならば、少数の中の精鋭と、多数の中の精鋭の、どちらがより精鋭たる確率が高いかは考えるまでもない。また、対外的に、紛れもない日本国民である庶民が、日本史上初の、しかも、事実上は世界最後の奴隷に貶められるなら…日本の真の独立国家としての歴史は…終わらないか?
[2013.09.10]


毎度毎度…一体、スポーツマンシップとは何だ?以前はスポーツに好き嫌いはなかったが、近年、スポーツという言葉に、いつの間にか眉を顰めている自分がいて…え?と思うことがある。国家関係が様々な要素の影響を受けるものであるがゆえに、敢えて、フィフティフィフティで正々堂々と、純粋にスポーツの勝負を楽しむ場を設け、技能を競い合い、親睦を深めようというのがスポーツマンシップの意義ではなかったのか?今は違うのか???
韓国人の政治的行為は無論だが、そもそも、日本人関係者は、スポーツマンシップというものをどう捉えているのだ?言いがかりに対し、相変わらずの“大人の対応”しかせず、選手に不利な条件を押し付けてやる気を削ぐのが、日本人関係者にとってはスポーツマンシップなのか?金銭も絡むらしいロビー活動に簡単に左右されるスポーツなど、最早スポーツと言えるのか!?大体、日本側が卑屈に過ぎるから!政府が国策で卑屈に次ぐ卑屈、配慮に次ぐ配慮という外交に徹しているから、スポーツ界までが卑屈になるのだ。それに、政府も、政府の外交政策に従うように、配慮に次ぐ配慮に徹するように、各界に要求してきたはずだ。
不当な非難には正々堂々と対等を要求し、強行に抗議する姿勢を取ってきていれば、こんな事態は招かなかったのではないか?昨今のスポーツが正々堂々と無縁のプロパガンダショーに成り下がってしまっているのだから、五輪招致の熱気がさほど盛り上がらないのも無理はあるまい。理不尽が極みに達しようといている今、“大人の対応”でやり過ごせる時代ではなくなったと認めるべきだ。
[2013.07.30]


今の日本って、富裕層であろうと、底辺であろうと、山口の殺人のような事件の「元」が、至る所で起こっている社会じゃないか…と嫌でも認めざるをえない。国も、地域も、家庭も…世界中のどこででも…。彼がたった一人で…身に危険を感じる毎日に耐えていたなんて…動けない私でさえ、今よりもっと絶望したら…どうなるのか…自信なんかない。
人間の虐待は本能に知略が伴う。それが野生と異なるが、だからこそ、際限なく陰湿にもなる。日本はこれだし、世界はもっと暴力的だ。道徳教育が洗脳だというなら洗脳結構!無法社会を無くすためなら大歓迎だ!私は立つのも歩くのもやっとで、「一緒になって電車を押す」体力は失って久しいが、私としては、その程度で驚嘆する世界に、先の大戦で原爆まで落として日本の「道徳」を廃し、世界の倫理観もそのままという戦後処理に、心底呆れる!
今の日本では、災害での要救助者の名簿を作っても、差別が異常に増えるだけだろう。で、実際に必要なときには形骸化しているのが関の山。避難所はイジメだらけかも。行政も警察も信頼できない今、名簿を作るにしても、自衛隊が手がけて自衛隊に○秘で保管なら、という気がする。何はさておき、ありとあらゆる手段で災害時の心得を啓蒙していくしかあるまい。それが今の最善だろう。
[2013.07.28]


選挙が終わった途端に風向きが変わった?昨日は久しぶりにPM2.5襲来…晴れているのに灰色の空…ホントのそら〜が…とのんびり歌う気にはなれない。Infoseekの予想図では、数日はこの状態が続くらしい。行政の発表は、そらまめ君は色分けで真っ赤、なぜか福岡市だと思い込んでいた表は福岡県の速報値で赤色、でも色分けでは黄…?
恐くて窓を開けなかったが…昼過ぎには暑さに負け…マスクをして開けた。熱中症よりはマシだろう。これが自民党の許容の範疇?またもや“やっている振りの汚職支援”になるのか?「例え飢えても」の語彙なしに、エアコンをつければ良かったのに…と言わんばかりのニュースが堂々と流される度に…エアコンを買い、存分につけられる暮らしが「最低限の文化的生活」だとでも言うのか?ならば、なぜ、エアコンなどとても買えないような底辺層にまで課税するんだ?…と腹立たしくなる。

もっとも、日本人から搾れるだけ搾り取って世界にばら撒くのが至上命題かのような国会と霞ヶ関だ。単なる改革では変わるまい。戦後の組織そのものがGHQの傀儡であり、GHQの意に添う者だけが官僚や政治家になれたのだから、問答無用のタブーが当然だろう。そして、どんな組織でも、タブーに異を唱える者は生き残れない。となれば、それに異を唱え、且つ、優れた政治・外交能力を持つ者を、組織の外で、上から下まで養成しなければ改革などできないかもしれない。その養成とて官僚の力無しにできるものだろうか…戦前の日本人の凄さよ…。
今までやろうとした政治家はいたが、官僚組織だって総力を挙げて抵抗したはずだ。政治家の侃々諤々を聞きながら準備万端整えられるからこその高級官僚で、政治家を官僚が操っていると言わしめるほど優秀なのだから。某政権時は、その侃々諤々から悉(ことごと)く締め出しておいてサボタージュだと責められたのだから、怒り心頭に達しただろう。イジメはイジメるほうが悪い…が…イジメられた官僚は安泰で、イジメた政治家の政治生命が危ういという点が通常と真逆となると…イジメにしては変?実は逆だったりしない?…なんて思ってみたくなる。政治家の“台本”を書いているのが官僚なら簡単だろう。振り仮名を付ける付けないとかも…なんて、ちと執念深い?でも消費税増税には断固反対です。^o^v
[2013.07.26] [2013.07.26下線部訂正]


やっと参院選が終わった。なるようになったというか…マスコミのネガティブキャンペーンがどう影響したものか…。人は聞きたくないことを見聞きすると、ネガキャンだと騒ぎ、非難で盛り上がるが、逆に、聞きたいことを見聞きすると、賛同で盛り上がり、誹謗中傷の域に平気で入り込む。「普通の人」に見える有名人が妬(ねた)み嫉(そね)みで論(あげつら)われていると思うことが何と多いことか。ネットでの「言葉狩り」や「個人への誹謗中傷」は、当事者が訴えない限り放置されている。この混沌の中、正しい認識や主義主張のない者は、何が何だか分からなくなり、簡単に洗脳されてしまう。それをメディアが嬉々としてやるような国の政治力はお世辞にも高いとは言えない。
確かな礎も無しにピラミッドは築けない。経済のピラミッドとて然り。与党は、経済のピラミッドの上部にいる富裕層しか見えない党のまま進むのか、その礎である庶民の窮状が見える党に変わるのか。過去を反省しきれないままに再び過半数を手に入れた現与党はどういう道を選択していくのか。経済復興、TPP、原発再稼動などで、「過半数」がピラミッドの礎を危うくしないことを願うのみだ。
人は正しい方向を見定める時は石橋を渡るように慎重になるものだが、結論を急ぐあまり、過ちだと分かったら正せばいいという理論で「誤った道」を選択肢の上位に置きがちでもある。「正しい道」とて一つとは限るまいに、山ほどある“やり直せばいい「誤った道」”のほうが心理的に選びやすいわけだ。ならば、人が選ぶ道は「誤った道」である確率が高い…と言えないか?
[2013.07.23]


上のおこぼれを下に落とす政治くらい、どこの国だってやっている。世界は分かってやっている。が、日本では、自分たちは“善”を行っていると信じて疑わないように見える。しかし、結果が同じなら“善”ではない。人は、一旦、自身の物ではない物を自由にして自身の懐を潤す旨みを知ると、味を占め、欲を大きくするものだ。「上から下へ」は内部留保の増加等を認めるも同然と言える。
しかも、その多くが、自身の階層以上をバラ色眼鏡で、未満は灰色眼鏡でしか見ない。人は、見たいようにしか見ず、聞きたいようにしか聞かないものだ。が、他人にはそれを指摘できても、自身もそうだとは思いもしない。だから、「上から下へ」だけが社会を向上させるようにしか見えない。辛い思いをさせても庶民のためになるのだと、悲壮とも言うべき決意で突き進む。悪循環だ。
その愚を繰り返すよりは、未だ味を占めたことのない「下」を一斉に底上げし、「上」が忽(ゆるが)せにできない力で「下から上へ」と変えるほうが、金でも権力でもなく、器に応じた格差になるのではないか。
[2013.06.18][2013.06.19下線部修正]


以前から、台湾から帰化したらしい方のメルマガ「歴史好きの素人が語る歴史」を「まぐまぐ」から購読しているが、最近は現状に応じた歴史が語られていて非常に面白い。「頂門の一針」という他のメルマガからの転載もある。数回前からは琉球の歴史が語られていて、非常に興味深い。どちらの内容も初めて知ることが満載で、台湾ではこういう日本史を学べるのかと思うと、何とも羨ましい。
まず、琉球の歴史の浅さに驚いた。沖縄の旧家の長男には、「源為朝」にあやかる「朝」の字が多いそうで、12世紀に源為朝と沖縄本島南部の豪族の娘との子が沖縄を統一したかららしい。そして、1372年、その子孫の察度王(さつどおう)が明に朝貢(ちょうこう)を始め、中国人居留区もできたらしい。以後の王も、明からの「莫大な返礼」で儲けたとある。もっとも、「源為朝」については、その信憑性を否定する説もあるが、無知な身では肯定も否定もできない。
何より驚いたのが…明が滅んだ1644年に亡命者があり、居留区では19世紀まで中国語が使われ、沖縄の中国化を画策し、現在も約3千人が中国子孫を自任、団結…現知事も、前知事もその子孫…という記述。…中国に物申さないわけだ…。殆どの日本人は戦後教育を受けているわけだから…国民の殆どが…官僚も、政治家も、もしかしたら生粋の沖縄県民も…知らないわけだ。占領政策が「未来の争いの種」を承知の未必の故意ならば好戦的に過ぎる。┐(`へ´)┌
[2013.06.14]


昨日から今日と、最近は見えなかった山の稜線がはっきりと見えて、空気がいかに汚れていたかを実感させた。ネットのPM2.5分布図を見ると、今来ている台風が汚染大気を押しとどめているのがよく分かる。少し山が霞んで見え出したので、そらまめ君を見てみると、やはり濃度が増えている。一時の安らぎでも、マスクなしで窓を開け放っても平気な時間は有難かった。この一時は、台風の動きに合わせて、徐々に北上するのだろう。台風の規模が小さいから、被害ではなく、この恩恵だけが北上すれば日本全体がしばし安らげるのに。
しかし、政府は汚染大気が問題になったとき、「日本自体でも汚染はある」と言ったが…それが本当ならば、どうしてこういう一時が持てたのだ?台風が中国発の汚染大気を押しとどめただけで、こんなにきれいな大気になるのなら、日本にもあるという汚染など、中国のそれに比べると、ないも同然だろうに。それを、元々日本にもあるのだからという言い方で国民の不満を静めようとした?一体、どこの国の政党だ…。
戦後初の真正保守の覚醒を期待したが…翻意に次ぐ翻意、相も変らぬ親中・親韓ぶり、以前にも増して拍車をかけたように見える富裕層優遇で強気とは…自民が変わるには時間が足りなかったか。親中・親韓が殆どの野党と、突き詰めれば親米で富裕層偏重の与党とはいえ、国民軽視は五十歩百歩…それが唯一の保守政党とは…。個人単位でなら、判で押したように窓際に追いやられてはいても、真正保守と思(おぼ)しき政治家はいるが、政党単位となると皆無だ。(ただ)し正せない国も、糺させない世界も、進歩すまい。

世間では親業などとしたり顔に言うが、罪を犯さない人間に育てるのは無論、己を超える子を育てようとしてこそ「親」というもの。己を超える子を育てようとしない「親」だと、当然ながら、子は親と並ぶことすら難しくなり、親未満の社会しか孫に残せない。その未来には衰退しかない。「老いては子に従え」というが、安心してそうできるように、親は、力の及ぶ限り、己を超える子を育てようとすべきだし、各国の内政は全国民の個々の力不足を助けるためにこそ在るべきだ。嘲り、踏みつけ、隷属させ、搾取するのではなく。その点において、先の大戦を最後にしたいなら、世界は歩む道を誤っている。
[2013.06.11]


日本の土も危ないという意見があるが、自分の足元の土をどうのこうのと言い出したら、世界は、散々、化学兵器で汚染されてきたんだから、完璧に安全な土なんて、もはや世界のどこにもないのではないか。^^;
地球の自浄能力を超えるようなことをしでかしたから天変地異が起こったんだと、昔の人なら反省するのだろうが…今の地球は、自然を畏怖する心が欠片もない企業という怪物に支配されつつある。遺伝子操作された作物を栽培しろと言われても拒否ができないTPP…どんな時代になるんだか…。自然を畏怖した時代が万物にとって一番いい時代だったと、遠からず後悔するに決まっている。わたしはもう若くはないし、政治家らもそう若くはないから、自分たちはそう長く苦しみはしない。長く苦しむのは、今ある者に続く、会うことの叶わない、想うほどに限りなく愛しい、子孫たちなのだ。
古今東西、「あるもの」を慈しまない支配は、それを排斥、あるいは、減らそうとする未来を選んできた。そうでない者がこの世界のどこにあるだろう。そして、近年の大気汚染に見るように、「あるもの」が「万物」であっても、人はその欲を捨てない。万物が自然には存在しえない未来は自己崩壊に繋がると知りながら、だ。“誰か”だけが仕切る仕組みは、その規模に比例した歪みを生まずにはおかない。10年後に所得が本当に増えるとしても、10年後まで運よく生きながらえられれば、の前置きが抜けている。戦争であれ、政治であれ、経済であれ、思想であれ、歪んだものが行き着く先は同じだ。すべては、常に糺し正される状態であるべきだ。
[2013.06.06]


「軍事力なしに国は成立せず」とは先月の維新代表らの言だが、一連の動きはそれを確認するかのようで、日本国民がどうしようもなく腑抜けてしまっている証拠だろう。理性を捨てた隣国は論外だが、元列強の反応も相変わらずだ。世界はまだまだ変わりそうにない。
正しい日本史を学べなかった戦後の日本人は、世界を論破するどころか、議論さえできない。戦争体験者がほぼ他界してしまった今、占領政策は、まさに“実を結んだ”といえる。このままでいけば、日本人は、アジアを植民地から開放した代償として、永遠に世界の奴隷として生まれ、死んでいくことになるわけだ。
格差が固定し、拡大の一途を辿りつつある今、呼び名は違えど、中世の貴族と庶民ほどの格差が開きつつある。支配層はいうまでもないが、富裕層も「ハングリー精神」とは無縁なのだ。しかし、世界の歴史を変えてきたのは、貧しく虐げられた者たちの「ハングリー精神」だ。「まだ」か、「もはや」か、世界の良心には期待できない。そんな今、テロが増えつつある米国に行くなら暗殺をも覚悟すべきだろう。この一事だけで、渡航をやめても非難はできまい。
[2013.05.24]


わたしには、どうにもならない身体と持病があるが、痛みでは死なないし、危険な部位での出血の可能性を除けば、終末が近いという気は…全然しない。今のところ、自殺する気もない。せめて、恨み心を少しでも和らげてからにしないと、深い恨みを抱いたままでは、死に際に怨霊になりたいとすら願うかもしれない…それは嫌、かな?(^o^)
これが先の大戦以前なら、時代を恨む以外にない。それが罷り通った時代だったのだ。それを今の秩序で議論しては道理が引っ込む。その愚を敢えて犯す理由は、日本を脅威と感じ、封じ込めておきたいからに他なるまい。それは、日本だけが、先の大戦前に人類平等を提言し、大戦中は、列強に死力を尽くして立ち向かい、挙句、一般国民を原爆の人体実験の標的にされ、無条件降伏を強いられたことに起因している。その秩序に貶められたまま逝くのは、無念の一語に尽きる。

今の世界は人類平等と民主主義を標榜してはいる。しかし、それは、日本をスケープゴートにした紛い物の平和であり、おから工事同様で不安定だ。日本が過去を正そうとすると国内外で一斉に叩かれるのは、その不安定さを直撃され、“砂上の楼閣”が崩落すると思うからだ。自分たちが「善」であり続けるために、世界で初めて人類平等を提言した日本を貶めておきたいからだ。列強は植民地に何も教えず、ただ奪っていた。日本はそんな列強から植民地を奪いはしたが、支配よりも自立を促した。日本は、莫大な資本を注ぎ、学校を建て、農業を教え、技術を伝え、兵をも鍛錬した。それは殖民支配にとって致命的な脅威となり、アジアに独立を促した。

今は全ての列強ではないかもしれないが、日本を封じ込めておきたい列強の論理が、日本を叩く原動力と言えよう。これを「世界」がどう扱うかで、未来が決まっていくだろう。敗者たる日本が名誉を回復するには、どう世界に知らしめ、何を提言し、どう実行していくかの、確固たる姿勢が必要だ。基本でぶれていては、誰の心も動くまい。ただ、世界を見渡せば、ぶれなければ社会的に抹殺されかねない、あるいは、生命を脅かされることすらある。日本でもそれがあるとすれば、致し方ない面はあるが。(^◇^;)
[2013.05.20][文脈修正2013.05.21]


ジェネリックが全く無効だなどと主張するつもりは毛頭ないが…医薬品の特許に期限を設けるのなら、特許が切れた医薬品は、全成分の公表を義務化して大量生産を促し、薬価を下げて医療費の軽減を図るのが、行政こそが成しうる人道的指導ではないのか。
成分が一つでも違えば“同じ”ではありえないのに、“同じ薬”として半強制する政府や、認めない医師が大勢を占めているようだが、患者としては、非常に理解に苦しむ。安く済むほうが有難いのは、誰よりも、患者自身であり、一部の患者が“薬ミーハー”だからといって、正規薬にすら合う合わないがあるものを、絶対に効かないはずがないとする対処はあまりに乱暴だ。そういう政府や医師の態度が患者の不安をより一層高めてもいる。患者は、ただただ、健康を取り戻したいだけなのだ。何より、医薬品を製造しているのは、慈善団体でも、国営事業でもなく、紛れもない営利企業なのだということを忘れてはならない。
そんな政府と企業が推進するTPPとなれば、尚更、庶民の目には不安の対象としか映らない。右を向けば、握手で年金で老人を大切にしますと言い、左を向けば、楽ではない暮らしで必然的に薬を必要とする確率が高くなる庶民に、低所得者層に正規薬は贅沢だと言って憚らない。飴と鞭といえば聞こえはいいが、結局は、「富裕層」の優遇でしかない。自国の民も守らぬ者が、何ゆえ、祖国を、世界をも、守るというのか。これこそ戦後の教育者らが目指した“GHQの意図”なのだろうが…遠い祖先たちが築いてくれたこの国は、わたしの祖国は、日本は、建国以来、最も腑抜けているに違いない!
[2013.05.12]


「0.0001mmを99.9%カット」も…空気洗浄機の効果の範囲外では、鼻水の増加を防げない。量的に0.1%が増えるのもあるだろうが、マスクの付けかたにもよるだろう。とはいえ、空気洗浄機の想定範囲外では、屋外ほどではないが、屋内でもマスクをしていて鼻水に悩まされる。そして、その殆どが、鼻ではなく喉に下るのだから気分が悪い。食事中に増えてくるから食べ物を味わえない…和えて食べてるようで…これだけでも恨み心を充分に刺激される。*д*
環境を守る気のない大気汚染にしても、アヘン戦争を省みないどころか、天安門事件を揉み消し、南京大虐殺をでっちあげるような歴史の捏造と、自己中にもほどがある。日本人が、恨んでも恨んでも余りある思いを抱いたとしても、責められる謂(いわ)れがあろうか。揉み手で懐を暖めてきた富裕層には異を唱える向きもあろうが、日本と日本人に温かい心を持たない者に言われる筋合いはない。
これらは戦勝国の戦後処理のツケだ。日本を戦争に引き込み、人体実験を兼ねて民間人に原爆を投下して降伏させ、三国人を独立国国民として導くどころか、その蛮行を許し、体裁を繕いながらも日本を不当に愚弄してきたツケなのだ。今はどうあれ、当時は、戦後処理をどうしようと戦勝国の思いのままという時代だったのを知らない者はいないのだから、それを考慮しない蛮行は、悪意なしにできるものではない。公正な者に不満を抱く者は少ない。蛮行の源を正当に処理し直しそうという動きは出ないものか。それだけで、世界のあらゆる紛争への牽制にも、対処にもなるのではないか。
[2013.04.29]


思ったように賃金は上がらず、雇用も伸びない今、お上は、現状で、いかに予算をかけず簡単に農地を増やし、国民を野菜作りに親しませるかを考えるべきだ。経済を回すために、買わせるために、労働者の懐具合を良くしなければというところまでは良いけれど…買わせなければ経済が…農家でないなら買えばいい…で、農業を農家だけのものにし、農業をやろうと思う国民を減らしておいて…今更、職を探すなら農業か介護士に、だもの。どこの家でも何かしら育てていた昔でさえ、農業より「お勤め」だったし…以前、日本に来た難民も「日本の農業」に白旗を揚げた。「お勤め」なら働けば給料が貰えるが、自立に何年もかかり、収穫もお天気任せでは、農作業の経験があるならまだしも、未経験では、不安でやる気も出まい。介護士は学歴がないとダメなうえに、経済的に自立できないみたいだし。
今の日本は、あらゆる物事に滅私奉公を強い、やり遂げなければ認めないサド的思考が蔓延している。初心者は必ず遠回りさせられ、理に適った近道すら使わせてもらえない。そんなものが至上の教育かのように誇らしく語られ、美談になる。スポーツ界の体育系思考や、労働者の使い捨てと根は同じだ。入り口は広い方が取り組みやすいし、挫折しても、知識や経験は後で必ず役に立つのに、自ら台無しにしているのだから情けない。
TPPにしても…ネットの散歩中に“米国では家庭菜園を法律で禁止した”なんてのを見たが…事実なら…世界一の移民国家で、個人の権利意識が非常に強い国なのに…わざわざ内戦の火種を撒いたの?金の力に揺れる政治家や企業家が犇く世界で…今の日本は、本当に大丈夫かしら…。
[2013.04.11]


TPP交渉への参加が決まった。日本が逃れるすべはないに等しいとはいえ、できることなら逃れてほしい。中国へは、より牽制(けんせい)しやすくはなろうが、それだけだ。日本にとっては「赤い糸」でも、米国にとっては「蜘蛛の糸」程度だ。中国を牽制するにしても、中国が民主化すれば、その“魅力的”な市場に、またもや目が眩(くら)むのは分かりきっているのだから。
世界の経済格差が、主に米国主導のグローバリズムによるというのは、誰しもが知るところだ。米国にとって、米国の一存で全てが決められ、他の加入国に有無を言わせぬTPPは最適だ。米国以外でこれが論じられだしたのは渡りに船だったに違いない。加入国は、今以上に米国に牛耳られ、事実上、隷属国に格下げになる。TPPには、それほどの力がある。それがなければ世界中の庶民の目から徹底的に隠す必要はないし、素晴らしいシステムだと、誇らしげに胸を張るだろう。米国以外のすべての加入国の存続をも揺るがしかねないISD条項やラチェット規定は、他の加入国のためにも、何としても排除する覚悟で望むべきだ。人類平等を初めて世界に提言した民族として、フェアトレードに死力を尽くしてほしいと願うばかりだ。
ところで、米政府がどんなに努力しようと…富が集まるのは国庫ではない。富裕層の中でも極一部の懐だ。米国は、今以上に、その献金に動かされるようになる。しかし…英連邦に属する国も含まれているのは…後々、争いの種にならないのかしら。
[2013.03.17][2013.03.18下線部を修正]


ネットで高性能マスクが売り切れそう…最安値のところで「入荷予定なし」…慌てて他を見るとあと僅かで、即買った。屋内でも必要な身だが今買える分だけ…マスクは食べられないのだもの…恨めしや中国。ODA三昧で中国を担ぎ上げる企業に官僚に政治家たち。先進国なのにマスクを買えない人もいる不条理…それでも政府は測定器をただただ増やすだけ…肝心の大気の浄化には取り掛かる様子がない。またしても“自己責任”?庶民は、いつもいつも、踏んだり蹴ったりだ。
そのうえ、TPPの恐怖が待ち受けている。国連の敵国条項あるかぎり、日本がどれほどベストで臨もうと、敵国条項を盾にされれば、ISD条項も、ラチェット規定も、その他諸々も呑まざるをえまい。日本にできるのは、総てがなし崩しにされるのを眺めることくらいだ。富裕層らも、しばらくは安全でも、ピラミッドの「底辺」は必然だ…いずれ順送りが待っている。戦後の政治家は、国民が、平和だ、平等だ、言論の自由だと浮かれるのを見やって救われる思いがしたのではないか。もし仮にTPPを拒否すれば、戦前のように経済封鎖をする、と言われてさえいるかもしれない。今の米国はそれくらい“困っている”ように見える。

米国が揺らげば「世界」が揺らぐと言われるが…その「世界」が日本を人柱にした秩序を維持するかぎり、日本は際限なく搾取され、いずれ衰退するしかない。それもこれも、白人優位主義が、中朝も日本と同じ黄色人種だと見下し油断し、深慮も用心もしなかったからだ。今は身にしみて分かった向きもいようが少数だ。未だに中国へのODAを止めない日本も自業自得ではある。しかし、「ODAをやめろ」と散々言ってきた庶民のほうが耐え難い皺寄(しわよ)せを受けるのは、あまりにも理不尽だ。
危機においては、恵まれた層の痛手が大きいほど、社会は早期の改善に懸命になるのではないか?今の米大統領の狙いはそこではないか?先の大震災の復興が未だに進展しないのも、中国の覇権嗜好も、そこがあるからではないか?抑圧すべきは日本だったのか!?排除すべきは台湾だったのか!?
[2013.03.03]


やっぱりTPPに参加するのか…ネットには噛み砕いた説明があるにはあるのだけれど…是々非々ではなく、是か非という両極端な説明しか見当たらない。もっとも、疑り深くならざるをえなかった半生を持つ身としては…“一部を削除した”という中に、知りたい答えがあるのではないかと思ってみたりしている。何しろ、検索結果が民主政権の頃のものばかりなもので…いかにも勘ぐれと言わんばかりに。
ネットのコメ欄は十分に姦しい。お陰で、TPPに盛り込まれるであろうISD条項とラチェット規定について知ることができた。ISD条項は、国連に敵国条項あるかぎり対等にはなりえない米国に隷属を強いるものとしか思えない。まあ、こちらは今に始まったことではない。しかし、ラチェット規定は、一旦承知したら、二度と変更できない、反故(ほご)にもできないという、失敗を待つ罠のようなものだ。
世界では、「誠実」は「無能」と常に隣り合わせだ。…何かあれば、敵国条項と二段構えでの合法的“ハルノート”にもなりかねない…。首相の手腕はまだこれからだが、自民自体は大して代わり映えしないのに…確約なしでTPPに参加する…なんて言われると戦慄を覚える。日本は、いい加減、日本の庶民以外を性善説で崇(あが)めるミーハー心を捨てるべきだ。

交通事故に遭ったとき、後手にしかならない教訓を色々聞いたが…何度も繰り返すような“もの”なら有難くも思えようが…最たるものは「相手を人間と思うな」だった。ウィンカーも出さずに急ハンドルで脇道に入ろうとして撥ねたバイクの運転者を助け起こしながら「ウィンカーを出したのにな」と嘯(うそぶ)ける人間が「善人」なわけがなかろうに…愚かな幻想を抱(いだ)いた結果が、生き地獄だ。

マシなほうをと選びはしたが…せめて、性善説を営利企業や外交相手に当てはめる愚とは決別していてほしかった。あくまで、領土問題と経済問題あればこその支持だ。今の平和は米国の核の傘が見せている夢に過ぎない。しかし、その傘が揺らいでいるからこその「容易に米国有利にできるTPP」ではないのか。中国が作った「有事には他国の企業をも支配できる法」にカバーをかけたようなものだ。実は無実のトヨタから大枚巻き上げたままの、多額の米国債を売りも管理もさせない米国は「善人」なのか。
日本と日本国民と、その子々孫々の未来をも背負うと、でなければ「死んでも死に切れない」と言うなら、それこそ、テロをも想定した覚悟が必要ではないのか。でなければ、“悩んだまま”でいるべきだ。
[2013.02.26.本文下線部を修正]


何というか…1ヶ月ぶりに福岡市内に出てみれば…マスク姿はちらほら程度…新型インフルで騒いでいたころのほうが間違いなく多い。行政は緊急事態とばかりに動いているというのに…市民に危機感がないというのはこれいかに???薬局をいくつか見て回ったけれど、マスクの置き場が目立つところにないうえ、0.0001mmを99%防御のマスクが置いてあったのは2店、99.9%に至っては“0”、処方箋を持っていった調剤薬局には99%すらなかった…ネットの騒ぎは何なのかしらと思わせる。仮想世界じゃなくリアルな危険なのに???スモッグは復興期に経験済みだからとか?でも、日本人の身体は貧弱になってきていて、アレルギー人口が物凄いのに?信じられない思いに愕然とした日だった。しかし、この汚染を気にしないでいられるだけの体力があるということだろうか…そうであれば、何て羨ましい…。
[2013.02.24]


メガネが曇る。息苦しい。寝苦しい。不織布の肌に当たる部分が痒い。でも、着けないと鼻水が、鼻づまりが、鼻血が、頭重が、肩凝りが…我慢できなくなる。しかし、飲食時と入浴時には…使えない。でも、一旦すると、手放せなくなる…それがマスク…。しかも、皮膚科ではアトピーやアレルギーは“ない”と言われても、肝臓や整形の主治医には“あると思う”と言われる程度でこれ。“ある”と診断されている人たちの苦しみは、こんなものではないだろうに…。それでも観測と警告だけ?“まだまだ大丈夫っ”なの?…窮乏を極める国民に、一体、何ができると…。

世界の政治家に多く共通するのは、「国民は守るべき対象なのであって、搾取すべき対象ではない」と考えているとは、どうみても思えないことだ。

世界第2位の経済大国であっても、わが国が風下にある以上、“技術のない”中国に技術の必要を説く必要はある。ただ、技術を開発する気などさらさらなく、13億5千万もの人材と税を軍拡と汚職に向けるのが中国という国であれば、「ODA」も「無償支援」もなしで、「現金払い」が筋というものだ。しかも、自然災害とは異なり、未必の故意を思わせる人災に発展させてなお恥じない中国に対しては、相応の「賠償」をも要求して然るべきだ。それができないのが日本…だった…にできるなら、大いに、現政権に期待する。
[2013.02.24.本文下線部を修正]


環境省がPM2.5の観測局をどんどん増やすらしい。日本全体の大気が汚染されるのは間違いないわけだから、必要だということは分かるが…国民が各々個人で対処するのには限界がある。台風ではないのだから、家に篭っていればやり過ごせるようなものでもない。しかも、中国が環境に留意する国なら、こんな事態は起こらなかった。ということは、現状の回復は当分…ないと考えるべきだ。であれば、中国への働きかけは無論だが、国の殆どを襲う広域災害として、産官学が手を携えて軽減策をとれないだろうか。
微力とはいえ、わが家の安価な中国製の光触媒付きミニ除湿機は、ほんの僅かな紫の光で、外気が入ってきても、間近にいれば結構楽にしてくれる。それなら…一朝一夕に解決できないものなら、日本の技術で、屋外での広範囲の軽減を想定した空気の浄化はできないものだろうか。観測が重要なのは無論だが、そのためには予算にはない相当な経費が必要なはずだ。それなら、どちらかといえば、観測よりも軽減優先で…と思うのだが…。
[2013.02.09]


中国の大気汚染が凄まじい…ここ福岡でも汚染状況が公表されるらしいが、アレルギーがある身には、やっとか、だ。今、目の前40cmくらいのところには光触媒付きのミニ除湿機がある。何日か前、屋内なのに鼻水と痰がひどくて目の前に移動させたら、間近にいれば楽になった。大気汚染に気づき、窓を閉め切ったら、もっと楽になった。外見がそっくりの無光触媒付きも数台あるが、脱臭力は上でも、以前、身近に置いたら数日で頭痛がしてきて、今は浴室とトイレにある。
中国製が壊れやすく、光触媒付きが無光触媒付きの倍ほど高くても、高価な日本製に手が届かない身には有難い。が、腹立たしい。加害国の製品だからというだけではない。中国は、日本からの湯水のようなODAを国民に隠して汚職三昧し、環境改善どころか破壊し、反日を扇動し、侵略する気満々なのに、欧米も、わが国の富裕層も、“世界一の市場と工場”のご機嫌を伺ってばかりだからだ。

欧米には未だに白人優位主義がある。欧米にとっては、日中朝は“等しく下等”なのだろう。中朝が亡国と侵略を繰り返してきたことも、わが国が亡国に無縁の国であることも、勝負を扇の的に託せる民族であることも、ガン無視だ。領土領海問題など、“野蛮人同士の陣取りゲーム”とすら考えているかもしれない。大戦前の日本には、戦わずして植民地になるか、植民地の解放を旗印に立ち上がるか、の選択肢しかなかった。それを承知のうえだから敗戦国の将は大変だ。
しかし、今までどおり、貧しさゆえの自殺は仕方なし、領土領海問題は前よりはマシという及び腰、“朝貢(ちょうこう)外交”は続行、中朝の手もみ足もみでは…報復裁判で知られた東京裁判による犠牲を弔(とむら)える未来など絶対に望めない。…今年こそは、首相も閣僚も靖国に足を運んでくれるだろうか。

先の衆院選で20〜60%が棄権したのは「絶望」しか選べなかったからとしか思えない。ならば、次の参院選では「確かな希望」を持たせればいい。政府が「等しく増税」のつもりだろうと、戦後とは違い、今は野草すら摘めない法の縛りがある。まず底辺の底上げをせずして、本当に経済は回復しうるのか。国民の大多数を占める底辺層が窮乏を極めている今、その首は回復が浸透する前に締まるのではないか。「強い底辺層」という礎(いしずえ)なしでは、築く前に揺らぎ傾(かし)のではないか。
[2013.02.06]


与党議員の誰かが言ったように、底辺層は確かに「暮らている」。しかし、断じて「暮らている」わけではない。そこには天と地ほどの違いがある。だから倫理が、治安が、乱れに乱れ、絶望して死にたくなる。それを感じることもできない者が税制に携われば、どうなるかは考えるまでもない。議員の言は、「生きてるじゃん!大丈夫っ♪まだまだやれるさっ♪」というイジメの論理と同じだと、なぜ思い至らないのか…それが心底不思議でしかたがない。イジメ問題への取り組みも…取り組む公務員が増えるだけ…だろうか。
お上に、国防も、民の暮らしも、どちらも望むのは、そんなに難しいことか?ここ日本は、2000年もの長きに亘(わた)って、万世一系を維持しえた稀有な国ではないか。後世を生きる我々は、先人の手腕も、歴史の動きも学べるではないか。わが国は、他国と同じように武器を手にしながら、なぜ、同じように滅びを繰り返さなかったのだ?そろそろ過去以上のものを具現化できないものか。
外交では他国に配慮するばかり、内政では国民への負担を増やすばかりでは、前政権との違いは何なのかとなろう。自民が政権に復帰できたのは、偏(ひとえ)に「国の未来」を憂えばこそだ。領土問題だけではなく、経済問題だけでもない。新政権が今までと変わりなく「配慮」し、声のみに終始するなら、衆院選で物言わなかった底辺層は、次こそ…少々物足りずとも…牽制のために、第3局を台頭させるのではないか。
[2013.01.26]


地震に津波に原発事故に…今度はテロ…。ただでさえ政治・経済・国防すべての建て直しが必要な時だというのに…日本は息つく暇もない。しかも、日本人を狙ったうえで、90%成功したと言うテロリストの言い草は何なのか。拉致してテロ資金を出させるではなく、ただ殺戮しておいて!戦い慣れてない日本人でテロリスト訓練の“演習”をしたのではあるまいな!?
テロリストやテロ国家が“人にあるまじき駄々”をこね続けられるのは、“甘やかす誰かがいる”からなのだが…。丸腰だろうが、民間人だろうが、女子供だろうが殺戮し、力に酔うのがテロリストとはいえ、多くの宗教が抱える共通の暗部でもあるのだから始末に負えない。今現在のアフリカや中東において、企業の撤退や支援の打ち切りは考え難い。しかし、いつかは選択を迫られるのではないか。
こんな小さな国土しか持たない日本が、国民から集めた税を、世界中に湯水のように注いでいるというのに!世界はこれだ!!“魅入られた平和主義者”らも、なお声高に叫ぶのだろうが…右の頬を打たれたら左の頬も差し出せ…という支配者の論理を。しかし、そうではない者は、日本でさえも通用しなくなった幻想に、平和は戦ってでも守らなければ、守ることはできず、維持もできないのだと、覚悟せざるをえまい。
[2013.01.26]


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