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一言コラム
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言うまでもないことだけれど、フィクションである映画は戦前でも作られていた。映像や録音の継ぎ接ぎや加工も勿論できていた。だから、いくら真実味があろうと、法的には証拠にならない。まあ、嘘が判明したプロパガンダ映像は、未だに世界を闊歩しているし、結構な成果を上げてもいるが…。今や、世界中が日本叩きに使命感を見出しているかのようだ。日本の政治家や官僚だけが、楽観視しているのか、どうしたらよいのか分からないのか…情報戦では乳飲み子のようだ。

誰かを糺すには、その人物や背景等が特定でき、表情や仕草が判別できる「映像」でなければならない。また、同じ場所でも、一度でも画面が継ぎ接ぎで切り替わったなら、全体を疑うべきだ。尤も、細工などせずとも、人が作為をもって関与すれば、本来の意図をも容易に歪めることができる。作成者の意図然り、用途然り、使用に際しての口上(こうじょう)然り。かと言って、百聞は一見に如かずとも言い難い。人の作為は、その一見にもよく隠される。
いつの世も、相応の「力」があれば、惑わそうと思う相手に合わせて作為のかぎりを尽くしてきたのが人間だ。それが現実や再現でなく「映像」なら…誰が考えても、遥かに容易だと分かるはずだ。「映像」は、例え紛れもないドキュメンタリーであっても、大なり小なりの作為なしに撮れはしない。ましてや、見る者を惹きつけるなどは、なお難しかろう。全ての「映像」は“作為の結果”であり、その作為が明らかでないうちは、疑うべきだし、信じるべきではない。

戦勝国の公文書の公開によって明らかになった事があるように、検証できそうな事や物があれば、やみくもに非難するのではなく、先人の思いを信じ、その不名誉を晴らすべく、奢らず、自虐せず、検証に当たるべきだ。今の時代なればこそ明らかにできることもあろう。果たして、今の今以上に我々を打ちすえるものなどあるだろうか?当時の国際法に照らして、下ろすべき荷は下ろし、負うべきは負う。他国に平身低頭し、笑み繕い、金品を送り、自国民には重税を課す。その姿は、凛として美しいのか?・・・それは、戦後教育の結果か?それとも、維新のレガシーか?
2016.11.01


最近、政財界の家系と繋がりの記事を目にして驚いた。そんなに「しがらみ」があっては身動き一つ難しかろうに。今更、世の理(ことわり)を無視して「平家に非ずんば…」でもあるまいに、と思うのは凡人ゆえか…半ボケゆえか。

それはさておき、学校では習った覚えがないし、ボケで忘れたのでもないと思うし、言い方も悪いが…維新が、英米の思惑に乗せられた薩長のリベラル派の若者達が、英米の策や資金に依存して成し遂げたクーデターだったなんて…。だから、未だに英米には異常なまでに卑屈なのだろうか。
まさか、戦前の軍の台頭やその規律の厳しさが気に食わないから、負けるのを承知の上の戦争に突き進む軍部を本気で止めようとしなかったとかは…ないのかしら。外交官のチョンボで宣戦布告がきちんとなされなかったり、著名な外交官でさえ「私は外交官だから偉いんだ!」みたいに幼稚な放言をしていたり…そんな薩長が、敗戦後も占領軍に排除されずに天下を維持できてるって…しかし、その程度の外交官なら、軍部を敗戦で排斥して、また権力をほしいままにしよう…と考えて、英米と密約でも交わしていそうな気がしないでもないが…。
利害が一致すれば、いや、相手が一致するように見せかけさえすれば、簡単に堕ちる人間は結構いるものだ。悪いのは軍部だけということにして、薩長に繋がる政治家や企業がお目こぼしとか?明治以来、軍部の台頭した時期以外は、無条件降伏しても、薩長の天下が続いている日本…外国の変化を見ていると、不思議に思えてならない。

それにしても、こんな格差社会に繋がった維新とは?無条件降伏でも揺らがなかった薩長の天下とは?荒唐無稽かもしれないが、歴史は勝者が創るというし、「内戦」が長引いて日本が英米の植民地にされるのを恐れた江戸幕府が無血開城した、なんてことは?ないのか?他人の褌で相撲を取っての「維新」…賞賛していて良いのだろうか。人材育成という観点から見るなら、他力本願を是とすれば、自立せず、他人に上手く集れる者が上に立ってしまうことになるが、それで良いのか?国民が集られるだけの存在になっている現状は既定路線なのか?何事にも遠慮がちに配慮しまくりの形ばかりの抗議だけで成果を挙げたと言って「大人の対応」に終始するのもそのせい?
台湾は辛い時代を自力で耐え、今を勝ち取った。けれど、我々日本人は、昔も今もなされるがままで、維新も民主化も「他力本願」と「他力」による。自力で乗り越え、変えたのではないから、必然的に必死さに欠けている。もしかしたら、日本も、まずは「一新」からではなく、我々なりの決死の努力で「刷新」に持ち込まない限り、変われないのかもしれない。
2016.08.28〕 〔2016.08.28修正


都知事選で女性が初めて当選した。約60%の投票率という、最近の選挙では見られない高投票率で、しかもダントツでの当選。しかし、候補者が21人もいたなんて…メディアって…報道しない自由?かろうじて産経が何人かのインタビューなどを載せてはいたが、探しても見当たらないって…。
それでも、保守一色の桜井さんが結構票を取ったのは、日本人として喜ぶべき事象だと思う。政治力があまりなさそうだし、3候補以外はメディアがほぼ無視だったのに、これだけの票が入ったということは、日本人の不満と期待の大きさの表れだろう。私が都民なら、政治力で小池さんと思う反面、保守一色でぶれない桜井さんに入れたいと思ったに違いない。
一般の日本人は、生きるだけで精一杯の暮らしでも、日本人のための日本に着実に変えていってくれそうな政治家を、じっと待っているのだと思う。利権絡みは言うまでもないが、ちょっと良さそうだと思うと、その意見に難なく左右され、心酔しかねないようでは、どんなに政治力があり、頭が切れ、弁が立っても、安心感など抱けない。その本質や基準がどこにあるのか、なのだ。
2016.08.01


東京都知事選がクライマックスで、都議補選も、らしいが、最近の選挙は、利権に相乗りに個人的嗜好による“茶番”や、法無視でも逮捕されない左派による“狼藉”が日常茶飯事?日本と日本人にとっては嬉しい声をあげる政治力のない候補もいれば、政治力はあるのに利権にしか目がいかないらしい候補もいる。“左派優遇”さえなければ、ではあるが、これぞ選挙、と言える立候補者数は、実に羨ましい。地方なぞ、雲の上で候補を絞り淘汰するものだから「選挙」とは言い難く、ほぼ「信任」するかしないかの投票だもの。
戦後からの脱却は、まず、時の彼方となったGHQ、その占領政策でがんじがらめのままのしがらみを断ち切り、今や耳にタコとなった現代米国発の「Change」ができる政治家が津々浦々に台頭し、行政全体が生え抜きの専門家に一新されれば準備万端、なのだろうが…。
2016.07.25


このところ、体調が悪い日が多いし、回覧板からの柔軟剤臭がたまらなくて、ろくに回覧板を見ていなかったらしい。ざっと目を通してはいたんだけど…。しかし、何でこんなことが苦情として回覧板で回されるのか…あまりの異常さに、団地の誰もかれもが異常者に思えそう。いや、「子供を時折叱る声」は県の管理事務所からも苦情として注意書きが来ていた…ということは、公務員も同レベルなのか…怖い時代になったものだ。
…で、何が苦情として回されていたかというと、娘によると、「鍵をジャラジャラ言わせる音が煩い」とあったそうだ。そんな、振り回したがる誰かがいたとしても、長くても数分ではないのか?ピアノ殺人が一時期ニュースを賑わしたけれど、鍵のジャラジャラが煩い?????私は、そんなことを正しい苦情として訴えるような人間や、そんなことを苦情として取り上げ、回覧板に載せ、非難すべしと考えるような人間が、同じ団地内に住んでいるという現実のほうが…恐ろしい。背筋が寒くなるくらいに。今にも「鍵のジャラジャラが煩い」の類で殺人…が現実になりそうで怖い。

異常事態が通常になる、の最たる例は戦争だが、それは、異常な思考が蔓延した場合や、異常な思考が圧倒的に「強い」場合にも言える。異常な思考があまりに「強い」ために、異常に対する認識が変化してしまい、普通や常識をも変化させてしまう。そうならないように行政や教育があるはずなのだけれど…GHQの戦後教育は脳をも退化させたというのか?あまりにも情けない。
2016.07.08


イスラム教のイメージが最悪で固定化。仕事で技術支援に行った国の富裕層のテロの標的にされて殺されるって…政治家・官僚・企業にはこういう崇高な使命を果たそうとする国民すら、使い捨てなのか、と思ってしまいそう。
外国に行ける日本人って、「日本人は十字軍の仲間とみなす」とテロ宣言されて久しいのに、未だに「私は日本人です」と言えば殺されないと思っているの?それとも、出発前にそう思い込まされるの?しかし、そこまでの技術を身につけるには最高の教育に恵まれたのであろうし、探求心も並々ならぬものがあるはず。当然ネットも身近なのでは?それでその程度の危機感しかないというのは…あまりにも信じ難い。

当然ながら、相容れ難い文化は、例え短期間であっても、共存が難しい。歴史を振り返れば、どの宗教も他教を邪教視してきた。八百万の神を戴く日本は稀有な例に過ぎない。しかも、その日本ですら、信教の違う国に神社を作ったではないか。その国古来の宗教が支配力を誇示するのは当然だ。技術支援に出向くのであれば、何より、その宗教が支援をどう受け止めるかが最も重要であり、折り合いがつかなければ、技術支援はすべきではない。財政や食料の支援も、その宗教が“内政干渉”としか見ないなら、他の国に回すべきだ。
ましてや、自国の人材を捨て駒にするかのごときは以ての外(もってのほか)だ。なぜ捨て駒になりかねないのか…普通、押し売りされたものを有難く温存する消費者はいない。大半が腹立ちまぎれにぶっ壊して捨てるだろう。それが過激で“内政干渉”としかみない人々なら?植民地から引き上げた際の支配国のように、痕跡も残らぬまで木っ端微塵(こっぱみじん)にするだろう。物も、人も、影響を受けたに見える全てを。温存には温存するに足る理由がなければならないが、“内政干渉の悪影響”は温存する理由にはなりえないのだから。
自国の人材育成費を先進国一ケチっておいてやることか?勿体ないにも程がある。自国民の教育費にでも回した方が、世界にとっても実りある未来図が描けようというものだ。蛇足だが、懐に入れようと手ぐすね引いている国になど、言語道断だ。

仮に、彼らを追い詰めたとして、進退窮まった彼らが“世界は全てイスラムのもの”と盲信するに至れば、世界のどこでも好きなところに住み、どこででもテロを起こす理由になる。妨げるものは全て正義の名の元に排除する権利があるともなる。既にそうなっているのかもしれないが。殆どの宗教には、そう信じて侵略した過去があり、再びそうなる可能性を秘めていると言えないか?しかも、白人が植民支配で搾取の限りを尽くした広大なイスラム圏であれば、恨みの度はいかほどか。高等教育を受けた人間ですらテロを起こすのなら、共存を諦め、信教で住み分け、一切干渉しないのがベターかもしれない。
2016.07.04


市役所と歯科に出向いただけで、シャワーを浴びて化学物質をせっせと洗い流して楽になってもこの程度…1か月寝込んだ時とどれほどの差があろう。あの時は、何もかもが初めてという恐怖の中で、頭もろくに上げられず、身体が石になっていくかのような感覚に、このまま死ぬのかと、日々恐怖した。今回は、その経験から、肝臓や血の巡りのサプリを主に殆どを増やしはしたが、全て自前なのが辛い。専門医も日本に数えるほどしかいず、確たる治療法もない。要するに、元を断つのが最善で最速で最もエコなのは明らかなのに、支配層はほぼ無視を決め込んでいる。化学物質過敏症真っ只中のど素人としては、うつ病など論外、エンテロウイルスだってこじつけじゃないのか?なんて、疑いたくなろうというものだ。

そもそも、日本人は、余計な臭いをつけるより、風呂に入り、清潔にして臭いを祓ってきた民族ではないか。であれば、その体質が臭いや匂いに敏感に反応するように進化するのは当然ではないか。それを、ミーハー感覚で、鼻がバカになっても、匂いが臭いになっても、もっともっとと、その強烈さに周囲で人が昏倒したり、寝込んだりしても、カラスノカッテデショというのは、日本人としても、人としても、どうなのか。

金儲けのためなら、即症状が出なければ判るものか、構うものか、と売る企業や、その献金を受け取る政治家や、その天下りポストに血迷った官僚が、その危険度に目を瞑って、庶民の心身を損ない続ける限り、日本と日本人にとっての安寧はない。今度の参院選で、また、以前取りざたされたような、演説を邪魔したり、全党名を明記しない投票所などがあれば、公明正大を旨とする日本人なら、選挙自体か、少なくとも、その投票所の票全てを無効にすべきだろう。でなければ、日本の支配層は世界最下位と嗤われるに違いない。そこに甘んじる日本人だって、傍から見れば、言わずもがなだ。
2016.07.04


本音と建前とよく言われるが、声を出す力を持たない人間の不幸など、黙殺したい、なかったことにしたい…というのが権力側の本音だろう。自分の身辺を波立たせる者も事も、自分にとって「不逞の輩」「些事」に過ぎず、望む栄達の前には「大事の前の小事」なのだろう。

間近での大声を無視できる人はいない。ましてや、迷いのない主張が、迷いを吹き飛ばすように声高に語られると、迷いがある時は特に、その「主張」に引かれてしまいがちだ。例えば、新興宗教の迷いのない「勧誘」は、徐々に「一点の曇りもない声高な主張」を無条件に容認させることにのみ絞られていく。そういう工程を一気にやってのける力があるものはメディアであり、なかでも、テレビは視覚効果満点でダントツだろう。しかも、報道する自由と報道しない自由をメディア独自の価値観で決められる。そのうえ、善悪に関係なく、一旦メディアが報道したなら、後で視聴者がどうこう言おうと、報道した内容と影響は消えない。
相手の立場になったことがない者が、相手にとっての最善を導き出すことができようか。とはいえ、メディアで有名人が迷いなく声高に主張したとあれば、相手以外の、相手を理解できないでいる層へのプロパガンダは少なからず成功する。「そうだ」「そうかも」と思う人は必ずいる。某番組の手荒なドキュメントでも、例え演出があったとしても、「そうだ」「そうかも」と思った人は、必ず、いる。テレビ局や出演者は、誰も解決策を見出せていない問題に対し、浅はかな勝ち組思考で「力による支配」を“けしかけた”責任を取らされるべきだ。

引きこもりが暴力や恐怖で消し飛ばせるか?そもそも、生存本能が生命の危機を感じ、苦悩の末に最終手段を講じたほどの理不尽な暴言や暴力や恐怖が引きこもりの原因なのだから、逆効果でしかあるまいに…。北風と太陽の童話くらい誰でも知っていよう。個々の生存本能が生命の危機を回避する最後の手段に引きこもりを選ぶしかないという現状を、あまりにも安易に考えている!
2016.03.25


台湾の地震で大きな被害が出たらしい。まだ総統の交代が決まったばかりだから、双方とも動き難いところがあるに違いないが、こういう時には、敢えて一致協力してほしいと願うばかりだ。被災の具合が、他国ではよく分からないが、日本の先の震災時のように国全体が鎮魂で委縮したら、国の経済が麻痺しかねない。しかし…最近は政権に不満ばかり感じていたのに、今日ばかりは、日本の与党が震災時の政権でなくて良かった、今の与党なら的確な支援をするに違いない、などと思ってしまった。

とはいえ、先の震災以来、災害が起こる度に思うことがある。無事な地域でも、被災者の親類はいるし、そういう人々は悲しみに暮れるだろう。けれど、それでも人は食べ、生きなければならない。そのためにも国の経済を逼迫させてはならない。そして、災害が大きければ大きいほど、その後の国の経済は、無事な地域が被災地の分をカバーすべく奮起できるかどうかにかかってくる。我が身であれば、右手に怪我をすれば、ごく当然に、右手の怪我が治るまで、左手で庇いながら生きるだろうし、家族の誰かが寝込めば、看病し、手を差し伸べるだろう。個人であれ、家族であれ、国家であれ、やるべきことは同じだ。
日本では、先の震災では、そういう「思いやり」は「人でなし」かのように非難され、全国民が、喪に服し悲嘆に暮れる暮らしを当然として要求された。自衛隊が動けたのが、被災者を助けるために不可欠だったからというのなら、早い復興のためには、被災地経済のカバーだって不可欠だったはずだ。だからとは言い切れまいが、日本は、世界から多大な支援を受けながら、あれほど長く全土を鎮魂一色にしたうえ、官僚は流用の山、被災地には出し惜しみで、復興は未だ成らずだ。よく国が破綻しかけなかったものだ。被災地以外がまずやるべきだったのは、被災地が失った経済力をカバーすべく、一日でも早く、涙を堪え、走り出すことだった。私は今でもそう思っている。

被災した地方が復興するまで、無事な地方がその分をカバーしてやろうと奮起するのは自然だと思うし、人間社会の有難さはそこにあるのだとも思う。人の振り見て我が振り直せだ。「一つの中国」の脅威が真横にある台湾には、絶対に、日本の轍を踏んでほしくない。挫けるな。頑張れ。台湾。
2016.02.06〕 〔2016.02.07下線部訂正


今日のニュースを見ていて、正直、呆れた。スーパーや宅配がデビットカードで支払いができるようになれば便利には違いないけれど…現金の引き出しができるようにするなんて、絶対にやめたほうがいい。この治安の悪化が著しい時に、大金をレジや宅配便に常備したりしたら襲ってくださいと言っているようなものだ。こんなことを考えるなんて…マイナンバーも実現不可能な夢物語に思えるのに、またこんな…こんなんで仕事してるつもりになられても…庶民ならずとも、そう、「仕事ができる人」なら、匙を投げてしまうのではないか。せめて、大金を常備せずにすむように、目の前の「支払ができる」くらいに留めるべきだ。今現在ですら、多くが、割に合わないからやらないのだろうに。
大真面目でこんなことを考えているのであれば、楽しみにすべきなのだろうが…次の選挙を。私は、可能なら、日本人を大切にしてくれる党に入れたい。戦後の教育が教育だからだろうが、維新には日本人だけを監視対象とする条例があり、共産党も伸びるかもしれない。与党も揺るぎないのだろうか…やっぱり。
2016.01.26


台湾では、民進党が政権に復帰し、初の女性総統まで誕生する。台湾人の心意気の素晴らしさよ。8年の月日を、よく共産党に呑み込まれずに耐えたものだと、賞賛の思いを持たずにはいられない。
それにつけても、一日本人としては、実に、心底、羨ましい。何故なら、日本の一都市では、あろうことか、一都市の権限も、法の縛りも無きかのように、選挙で選ばれたのでもなく、裁判官でもなく、国籍も明かされない、たった5人の人間が、外国人の訴えだけを聞き、国中の日本人の言動を監視し、ヘイトかどうかを密室で裁決し、ヘイトとすれば、全国に個人情報を晒すという、実に理不尽で片手落ちの、私刑の極みのような条例を制定するのだから…羨ましくないわけがない。

一服の清涼剤に見えた頃さえあったものを…弁護士であっても、裁判抜きで誰かを罰する権限など、あろうはずもない。どんな公権力をもってしても正当化できまいに。軒を貸して母屋を奪われるがごとき理不尽…もう二度と清涼剤とは見まい。下野で反省したはずの与党ですら、最優先で守護すべき国民を蚊帳の外に据える戦後の日本史…残り少ない余生は、世界から賞賛を受けたという日本人の心根を大切にすると宣言している党なら、期待してもいいかもしれない。女性の活躍が皆無のような頃に、日本の外交官が未だにやろうともしない、身体を張った、外交らしい外交をやってのけたらしい代表もいる。若い人たちにも、弁護士のような弁舌はなくとも、穏やかに粛々と、時にしたたかに、を期待できるかもしれない。
2016.01.17


正月早々、団地の回覧板が回されてきた。まあ、正確には大晦日らしいけれど。最初に見た人の日付が大晦日になっている…しかし、大晦日に配るって…一億総正月支度の総仕上げの日にですか…コラムにするのも仕事始めの前日まで待つのが限界でしたが…。
夜に時折、子供を怒る声が団地内に響く連絡何回か入っています。
集合住宅ですので、静かにお願いします。
○○団地自治会

え〜???怒声なんて…聞こえてきたことありませんが???窓、この冬に、寒いのに、開けっぱなし???しかも、「時折」って…「時折」は「時々」よりも少ないはずですが…それが許せない???ゴーストタウン化希望です???病的では?社会は日々動いているというのに、子育て中も静粛に!?自分が子育て中じゃないから許せない、では、社会を担う社会人と言えるのでしょうか?昨今はこういう私感だけの苦情が世界的に多すぎませんか?私刑やイジメが横行するのも道理、ではないでしょうか。物言わざるは…で、ニュースになる事件も増えるのではないでしょうか?
ついでに不本意ながら…不自然すぎるので指摘しますが、響く連絡何回か入っています。響くという苦情何回も寄せられています。せめて、こうでしょう。

そもそも、ここは低所得層が住んでいるはずの県営団地で、働かないと食べていけない層のための住宅です。働いていないのは働けない人だけで、病人、老人、子供、それに失業者などでしょう。そういう働いていない人なら昼間でも子供を叱れます。ですが、働いている層は、帰宅している夜か、出社前の朝くらいしか、子供を叱れません。が、一日の始まりである朝に叱るのは極力避けるのが当たり前です。ということは、「夜」しかないのです。しかも、ある程度育つまでは、子供を叱るタイミングは、叱るべきことをしたその時だけと言っても良いのです。

ただでさえ、子育ては、食べさせ、着させ、学ばせ、親である自分以上の幸せを掴めと、躾け育むのですから、子育て中は常に情緒面がプチ戦闘状態のようなものです。また、核家族とブラック労働が当然の昨今は、子育ての困難さは昔の比ではありません。そのうえ、リストラに非正規雇用に増税増税また増税の中で、日々を必死に生き抜かねばならないのですから、「時折」癇癪を起こし、パニックになったとしても、責められるでしょうか。子育てを終えた層や、子育てをしたことがない層から見てどう見えようと、上から目線で、「時折」も「怒る声」を出すなと言うのは、子孫繁栄で成り立つ人間社会の一員として、あまりにも無神経なのではないでしょうか?
2016.01.03


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