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イジメられっ子 REVOLUTION
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差別

差別は、人を不当な理由で、あるいは、大した理由もなく言葉や力でおとしめる。貶められた辛さは自分に降りかかるまで解らない。口争いの間はまだいい。それが人生を変えたとき、それは限りなく犯罪に近い。
あらゆる《力》を利用されれば、それがどれほど不当でもはね返せないことのほうが多い。差別された人は社会的な立場や仕事を失い、社会の底辺に突き落とされる。生きる気力も、人としての尊厳も奪われ、残る人生を、生きながらに殺されたまま、生かされる。

人は、親に育てられ、社会人としての教育を受け、生きるために仕事をする。病気やケガも避けられない。大人になれば、より多くの人とかかわり、結婚し、子供の親になる。その子供が大人になると、子供は独立し、結婚し、孫が生まれる。
人には、死ぬまで何らかの係わりがつきまとう。その係わりを全て断たれたら、生きられる可能性は原始時代と変わらない。人は、一人では生きられない。差別は、その係わりを不当に断ち切ってしまう。
どんな小さな差別も、どんな大きな差別も、人の身勝手が生み出す。人が私利私欲に囚われるかぎり、差別は続く。個人が勝手気ままに人を裁くのは無法社会でしかない。人は、それを防ぐために法律を作ったはずなのに、その法さえも利用しようとする。
人を全く傷つけないで生きることは、完璧な人間がいないのと同様に、できえない。しかし、私利私欲に溺れなければ、人を不当に陥れることはない。モラルが低いほど、良識と身勝手は時と場合で入れ替わる。自分にとって都合が悪ければ、良識をかなぐり捨て、身勝手な無秩序の権化になる。陥れられた人はその身代わりに社会的立場や財産を失い、その家族親類にまで被害は及ぶ。
優しい人ほど傷つけられ陥れられる。一体、誰が悪いのか。陥れた方を裁かない社会も悪いが、陥れた本人が一番悪いのは間違いない。優しい人を社会から締め出せば、社会が荒んでいくのも間違いない。人が作った法律に完璧はありえないが、身勝手な人間はそれを利用することしか考えていない。

民主主義は学校で教えるような理想の政治形態だろうか。一つの政治形態で不満が大きくなるのは万民のためになっていないからだ。何事にも一長一短があるとはいえ、民主主義の一つである資本主義は万民向きとはいえない。資本即ちお金で、金権主義を言い換えたにすぎない。
しかし、どういう政治形態でも、人が、より生きやすい社会を求めているのも間違いない。社会の恩恵がごく一部に限られると、血を流して変えてきた歴史が物語っている。その前の段階、昨今のように、多くの人が不満を感じているのに政治が正されないとき、歴史はくり返されないだろうか。
差別用語を禁止しても差別は減りはしない。言語上の差別はないようにみえるが、ここにこういう差別があるという説明はトコトンしにくい。差別があるというと不愉快になる人は多い。しかし、『ある』と言わなければ『無い』とされてしまう。耳を塞がず、もっと深く考えれば、糺し、正せる機会は常にある。
[ 2006.3.18 ]

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★一言★
イジメにあった人はイジメをしない、とはいえない。差別された人は差別をしない、ともいえない。失言で人を貶めてしまうことがある。それと知らず人を傷つけることもある。
強者が、己の財に比較して、弱者をあげつらうのは易しい。しかし、強者が、己の道程に比較して、弱者の美点を認めるのは難しい。財の多少にかかわらず、それを成すために何を成したか、弱者は身を以て知っている。
強者は己の所業を石の下に隠すために、弱者を物言わぬまで貶めないではいられない。差別が消えない理由がここにある。

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