Heaty Pepper TOPページへ
イジメられっ子 REVOLUTION
生きる権利心の形良し悪し身の用心思いの外ClickBox言葉の妙味数と計算

生きる権利イジメ差別イジメ?被害妄想?登校拒否は心の防御アテンションプリーズ?知りたい心、知る権利はぐくむということ人を裁く大人になるということ外を歩く自由清く正しく飢えて死ね?指導者の条件投票するだけで変わるしきたりと人権始まりの無差別攻撃家庭から世界へ敗戦の爪痕ジェンダーの魔女狩りバブル味イッチョー!

知りたい心、知る権利

勉強なんか嫌い

あれなあに?これなあに?どうして?
幼い子は好奇心おう盛で、親はたじたじになり、面倒になったりもする。それでも、わが子のために、できるだけ一緒に本やテレビを見る。親を頼りきっている真実素直な幼児は、「すごいよね〜。」「ほらほら、これも、こんななんだ〜。へえ〜。」「おべんきょうっていいね〜。すごいね〜。いろんなことがわかるね〜。」などと、折にふれ言っていると、ありがたいことに大した難もなく勉強を好きになる。
そして、より多くの好奇心で、親が楽に答えられないようなことまで質問し、親を閉口させる。閉口せずにそれを楽しめる親は、現代のようなストレス社会では皆無かもしれない。勿論、わが子のために、親はわざとらしくならないように答えつづけ、閉口していても悟らせないように努力しないといけない。でないと、何のために勉強好きにさせたのかわからなくなる。(^0^)

それが、なぜか、学校に行きだすと急に勉強嫌いに変わる。好奇心のかたまりのような子供が好奇心を失うのが、不思議でないはずがない。しかし、学校の先生は呆れたように言う。「勉強が好きな子なんかいませんよ。いるわけないでしょう。」だから、忘れ物やぼんやりなど、何の罰にでも宿題を出すという・・・。
まさか!そんなはずはない。幼稚園や保育園の子供たちは、好奇心おう盛そのものなのだから。好奇心は知ろうとする意欲であり、学校に行きだしてその意欲をなくすのなら、原因は学校にある、教師や教育方法にある、と思うべきだろう。知りたがる心のままであれば、教師だって教えやすいだろうに、なぜ、こうなるのだろう。何が好奇心をなくさせるのだろう。
それまでは、飽きる前に次々に趣向が変わっていた。だのに、学校だと、50分前後イスにじっと座って、延々と先生の話を聞かなければならない。まだ幼い子供たちだから、好奇心を刺激されつづけなければ、飽きるし、嫌にもなるだろう。大人でさえ、興味のわかない話を聞かされて長時間じっと座っていれば、あくびも出るし眠くもなる。
加えて、枠のなかで監視させあう、封建時代の《五人組》のようなグループ教育が生み出すロボットのような日常。そんななかでは自由がない。自由がないとストレスが溜まる。ムシャクシャするから何かで解消したくなる。だから、枠からちょっとでもはみ出す者がいると、それっとばかりにイジメの的にする。イジメや差別の動機は呆れるほど短絡的で、大人も子供も変わりはしない。どんなに認めたくなくとも、子供は大人たちのやりかたを手本として忠実に真似ている。情けないことに、手本はどこにでもある。

的がないとうっぷんが晴らせない。だから、何だろうと難くせをつけて的にしようとする。それに成功すると、その達成感がうっぷんを大きく解消する。だから、もっと解消したくなり、もっともっとイジメる。同じ的をイジメていると、過去の達成感を思いだし、他のことで解消するよりずっと解消できるのを知る。だから、際限なくエスカレートしていく。的が死ぬか、学校に二度と来なくなるまで。

型に嵌めこむ教育からは、それこそ短絡的な、型に嵌まった思考しか生まれない。率先してイジメる教師にいたっては、イジメ方を教えていることになる。多勢の前での見せしめのような体罰や、大声での罵倒・誹謗中傷にしても、軍国時代の二等兵イジメとどこが違うのだろうか。生きたロボットを作って国が栄えるだろうか。
教師は、教えかたを専門に勉強した専門家のはずで、その教えを受けないかぎり教育を受けたと公言できないのだから、その責任は非常に重い。教師であれば、たとえサラリーマン教師であっても、勉強好きな子が増えれば教え甲斐があろうに。子が親を、教師を、先人を、追い越せるような教育が真の教育であり、守られるべきは子供が教育を受ける権利であって、教育も教育者もそのためにある
[ 2006.9.19.更新 ]
前に戻る
このページのTOPに戻る
★一言★
知ることを嫌う人が、知ることに興味を抱くはずがない。知ることを嫌う人が、人に、知ることへの興味を抱かせられるわけがない。
馬鹿にしたように、「勉強を好きな子供なんかいるはずがないでしょう。」と言い切る教師が、子供に、知ることへの興味を抱かせられるわけがない。そんな教師に、教師の資格はない。そんな人間が、なぜ教師として認定されるのか。少なくとも、子供時代は嫌いであったとしても、教師を生業とするなら《知ることに喜びを感じる》ことがないのではお話にならない。
幼児は好奇心の塊。学ぶことを貪欲に楽しむ。殆どの大人は学ぶことを苦痛だと思うのだろうが、知る喜びを信じない者が、知ることを喜ぶ者を学びへと導けるのだろうか。
★こころ★

「おかあさん、 ほん よんで! ねえ、 これ なあに? なんて かいてあるの? これは? これは? きれいだねぇ。 すご〜い!」
「ほんと! すごいね〜! しらないこと、 いっぱいね! しらないこと しるの、 すっごい たのしいね! おべんきょう、 すきねぇ。」
「おべんきょう? ぼく? すっご〜い! うん、 おべんきょう すき!」
「そうね。 いろんなことが、 いっぱい わかるもんね。 でも、 じを おぼえたら、 おかあさんが おしごとでも じぶんで よめるよ。 じぶんで よみたかったら おしえてあげるよ。 じ、 おぼえる?」
「じ、 おぼえて、 よめるの? ・・・・うん、 おぼえる!」
「おかえり。おそかったね。学校で何かあったの?このごろ、ずっとおそいね。・・・だまってないで。何とか言いなさい。より道?・・・ねえ、このごろ、あんたすっごく、暗〜いよ。お母さんに言ってごらん?何かかくしてるでしょ?お母さんに言えない?」
「・・・あのね、ぼく、ずうっと前、しゅくだいわすれたの。そしたら、先生が、ばつに、いっぱい・・・。かん字の書き取りなの。でも、いっぱいだから全部できなかったの。そしたら、先生がもっといっぱい出して・・・。それで、ずうっと・・・出すから、すっごく・・・いっぱいで・・・。いっぱいあるのに、全部できるまでかえっちゃだめって先生が言ったの。」
「それで、全部やったの?」
「ううん・・・。」
「じゃあ、かえってやってきていいって?」
「ううん・・・。先生がずっと来ないから、ぼくのことわすれたって、思って、かえって来たの。」
「ずうっとがまんしてたの?だからこのごろ、おべんきょう、きらいになったのね?あんなに大すきだったのにねぇ。わかった。お母さんが先生と話してみようね。このままじゃ、ずーっと、全部できなくて、もっとたまっちゃうでしょ。お母さん、一生けんめい、先生に話すからね。」

コックリ頷く子供がかわいそう。子供が勉強を楽しめるようにと、苦心したのも水の泡。それをしたのが教師だというのが信じられない。そんな人間が教師になれるというのが信じられない。教師でいられるのが信じられない。乱雑にさっさと書き上げた子を正しいとするのも信じられない。そんな誠実味のない子供が、それが賢い生き方さ、と、大人になるのはゾッとする。・・・今の現実は、どこを向いても、一昔前よりずっと酷い。

前に戻る
このページのTOPに戻る
生きる権利イジメ差別イジメ?被害妄想?登校拒否は心の防御アテンションプリーズ?知りたい心、知る権利はぐくむということ人を裁く大人になるということ外を歩く自由清く正しく飢えて死ね?指導者の条件投票するだけで変わるしきたりと人権始まりの無差別攻撃家庭から世界へ敗戦の爪痕ジェンダーの魔女狩りバブル味イッチョー!

生きる権利心の形良し悪し身の用心思いの外ClickBox言葉の妙味数と計算

イジメられっ子REVOLUTIONWeb読書函MosaicBoxゆたか童話缶ColorfulBox