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原点に返る

誰が言ったのだったか、アメリカの元大統領のうちの誰かではなかったか。とにかく、どんな会議の内容も、1枚の用紙にまとめられるという言葉だった。
紙に大見出しや小見出に概要をつけて整理すると、それだけでグッと分かりやすくなる。そして、それが一枚の紙に収められると、一目で全体の概要が把握できてしまうので、なるほど、と思う。
インターネットの普及で、この方式は自然に浸透しているが、見出しが興味をさそわなければ、サイトの中は見てもらえない。また、見出しが多量にならないように注意していないと、ついつい、見出しを増やしてしまい、一目瞭然ではなくなる。そんなとき、本当に必要な見出しを残すために見直しをする。こういう《原点に帰る》作業は、けっこう大変ではあるがぜったいに必要でもある。

仕事だと義務としてやり通すが、私事だとつい手を抜いてしまうことが多い。整理整頓の苦手な人を見ると、無秩序なただの羅列になっていることが多い。PCはいい、勝手に並んでくれるし、簡単に並び替えられるから、少々多くても気にならない。
しかし、生活面では、収納するものが多ければ多いほど、取り出しにくくなる。指1本で並べられる魔法や念力の必要性さえ感じる。ウサギ小屋でも住めば都。せめて、家の中でぐらい楽に動きたい。常にその使い勝手を考えていれば、《もっと良さそうな》やり方はけっこうあるものだ。
物がサッと取り出せる(必要のたびに探しまわる)取り出したらすぐ使える(チリやホコリをきれいにしないと使えない)楽に片づけられる(面倒はつい後まわしにする)簡単に移動させられる(ワゴンは自在に動かせる)足元に物を直接置かない(邪魔、ケガのもと)安く上げる(高くつくと、勿体なくて捨てきれない)などなど。
ことに、思考に関しての決めつけは危険すぎる。例えば、抜け穴のない憲法などありえない。改正の余地は必ずある。しかし、どんな法であっても、改正をしようとすれば、必ず、是非をめぐる対立が生まれる。しかし、歩み寄ろうと思えば、思考の原点に返ることで歩み寄ることができる。利己的な欲を抑えて、全ての人のために、と考えることができれば、それができる。
しかし、自分さえ良ければという欲があるかぎり歩み寄ることはできない。また、どちらか、あるいは双方が相手を蔑視しているとき、恐怖があるときは、理性が飛んでしまい、どちらかが動けなくなるまで押さえたいものらしい。蔑視に倫理は通用しない。身近な差別から、国同士の戦争まで、多くの争いがそれ証明している。

蔑視の思考は、親から子へと伝わりはするが、国の教育次第でどうにでも変化する。蔑視であろうが何であろうが、一つの思考を断つには、教育の徹底が何より効果がある。そういう思想教育は、現代でも一時期モーレツ社員教育に平然と利用されていた。自由のきかない狭い空間に缶詰にして、正常な思考ができないところまで追い詰めたところで思想教育をすると、人は一変するものらしい。
研修から帰った友人知人のあまりの変化に仰天させられたことはないだろうか。家庭という狭い社会で幼児を躾ける親にも、学校教育にも、共通するところがないとはいえない。思想教育は、集団を統率するために重要な、不変の要素であり、軍隊などは、良くも悪くも、それを重視しないでは統制が取れない。

世界中の指導者が、あらゆる人は平等だと宣言しただけでは世界は平和にはならない。しかし、その指導の下に行われる思想教育には、凄まじい効果がある。そういう徹底した教育の効果を享受している国が実際にあるのだから否定のしようがない。良い方に徹底すれば偉業になるだろう。
人の振り見て我が振り直せ。思考はいつでも原点に返ることができる。
[ 2006.7.24 ]
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★一言★
批判したくても批判できない悔しさ、腹立たしさ。声を出せないもどかしさ。厚かましくも民主主義を謳うなら、声が届かない部分をそのままにしてはいけない。民主主義のあるべき素晴らしさ、他の主義に勝る点は、ここぞの時に声を出せることにある。それができない民主主義に何ほどの値打ちがあるだろう。
国、地域、近隣、知人、恩人、友人、親類、親兄弟、人の心は実に様々なしがらみで覆われ、その力による影響を常に受けている。しかし、影響を与えるものに人が関与している限り、それが絶対に正しいものであるとは言えない。だからこそ、人は時に深く思考しなければならない。

自分の思考は人倫に添っているか。悪心に影響されていないか。子供であれ、女性であれ、老人であれ、不健康であれ、家なき者であれ、人を権利ある人として見ているか。権利と義務の均衡は取れているか。政治は正しく行われているか。
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